読書

平山瑞穂氏著「愛ゆえの反ハルキスト宣言」という本を図書館で見つけました。
冒頭だけ読んだのですが、この本に書かれていることがまさに自分とそっくりで膝を叩いて快哉を叫びたくなりました。
そのまま借りて全て読みたかったのですが、涙を呑んで思い留まったのは最新の「騎士団長殺し」までを網羅してネタバレを含んで書かれているためでした。
自分で全部読んでない本を紹介するのは躊躇われるのですが、村上作品を全て読んでいる、またはネタバレを恐れない同じ思いの同士に向けて書きたいと思います。

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映画「ブレードランナー2049」が話題になっている今日この頃・・・
大学生の頃に読んだウィリアム・ギブスン「ニューロマンサー」に感激してサイバーパンクにハマった私ですが、ギブスンと並び立つと喧伝されていたブルース・スターリングの「スキズマトリックス」は読もうとして2度ほど挫折してそれっきりになっていました。
読み始めた小説は滅多なことで途中放棄しない、かなりつまらなくてもできるだけ読もうと思っている僕にとって、この本とスコット・フィッツジェラルドの「雨の朝パリに死す」を挫折したことはずっと心の傷(大げさ(笑))になっていました。
先日部屋を整理していてたまたま「雨の朝〜」を手に取る機会があって、今度こそ読もうと決意。そして、ついに最後まで読み終えたことでこの「スキズマトリックス」も読み終えようと強く決意しました。

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これまでにも何度か「わたしを離さないで」については言及していますが、ここで改めて整理する意味でカズオ・イシグロ作品について書きたいと思います。
とは言ってもこの2作品しか読んでいないのにお前が語るなよ、と言われてしまうと返す言葉もないのですが、あえて書きたいのはどうしても「わたしを離さないで」に納得がいかないからです。

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ゾラの「居酒屋」を読んだ後居酒屋の主人公の娘の物語だというので「ナナ」の文庫を買ったのですが、家のどこかに埋没してしまい、ずっと行方不明になっていました。そして数年経ってから発掘されましたが、その後またしばらく放って置いた後(笑)、ようやく読了したので、今回は「ナナ」の感想を書きたいと思います。
しかし、この作品は登場人物が非常に多いだけでなく、一遍にほとんどの主要登場人物が出るので、若干混乱しました。そこでWikipediaを頼ろうとしたところ登場人物についてはあまり充実していないばかりか、ちょっと首を傾げるような点もあったので、自分でまとめてみました。
誰もが読んでいる超有名作とは言えないとは思いますが、もしこれから読む方がいたら参考になれば幸いです。

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