Huawei MediaPad M5 lite 10とVivo Tab Note 8の感想

MediaPad M5 liteを数日使ってみた感想を書くつもりでしたが、Vivo Tab Note 8が彗星のごとく登場したので、両者の比較レビューとなりました。主に手書きでの文字入力についてです。

まずメモ入力に限るとしても、ペンの書き味というのは、あまりアクティブペン対応デバイスを使っていない私が評価するのはそもそも間違っているとは思います。特にペン入力の代表的デバイスであるiPad + Apple Pencilも、(自分の中では存在していない)Gなんとか言うものも使ったこともないですし。
しかし、ASUS Transbook H103HAFは一応使っているので、これと比較するならVivo Tab Note 8 >>> M5 lite > H103HAFという順位になります。
M5 liteはH103HAFよりスムーズでパームリジェクションもあまり気にしなくて良い印象ですが、雲泥の差とは言い難いレベルです。
紙に書くのとは違って、あくまで端末に合わせて気を使いながら、つるつる滑る画面に(握りが)つるつる滑るペンでつるつる滑るペン先で書いていくというイメージです。店頭で触ってみたApple Pencilもそうですが、カツカツとペンが硬質な大きい音をたてるのも嫌ですね。

入力の快適さにはメモリ、プロセッサ、保護フィルムなども関係してくるのでしょうけど、やはり手に持って入力する場合重さも重要なファクター。10インチはやはり重い。本体を支えることに意識が少なからず持っていかれるので、気楽に書けません。テーブルの上にまっすぐ置いても、紙と違ってなんだか厚さが気になって違和感があります。

その点Vivo Tabはペンは細くて軽く、おまけに短いので鉛筆などアナログの筆記具とは全然違うのですが、驚くほど軽いタッチでスムーズに書けます。
いまだWin8.1のまま、多分Win10に上げてもneboは動かないでしょうから、MS-IMEの手書きを使った評価になりますが、このスムーズさはM5 liteと比べても別次元の快適さに思えます。
とはいえ、M5 liteもH103HAFも認識力で大きく劣るということはないのですが(同じMyScriptのエンジンなのでしょう)、入力すると時に文字が途切れたりかすれたりする(というか線が点線状態になる)ことが結構あります。それでもちゃんとテキストに変換はしてくれるので問題はないのですが、Vivo Tabはそのようなことがありません。滑らかに線が引かれるし、筆書きのような綺麗な線になって、いかにもペン入力している気分で楽しいです。
また、M5 liteの「手書き」IMEですと、改行するまでずっと連続して文字入力する形になりますが、(今のところ)いったん確定する方法が見つからず、文が長くなるとなんだかストレスです。それに対して主に縦持ちで入力するVivo Tabは入力枠が短いのですが、時々しか誤認識しないので、もうバンバン入力して「挿入」ボタンで単語の途中でも確定してしまうので、思考を妨げることが少ないです。(この点Windows10のMS-IMEは「挿入」ボタンがなくなるという改悪が施されていますので、H103HAFでの入力はむしろ退化している印象ですのでVivo Tabをアップグレードするか悩むところ)
もちろん、テキスト変換しない描画としてのメモ書きでも文字は途切れないので、絵心がないため評価範囲外ですが、お絵かきにも良いのではないでしょうか?

そして、M5 liteはプリインストールされているneboとMy Script以外のアプリでは、線がギザギザになるものが多く、アプリによっては百均のペンの方がマシという状況にもなります。
Bamboo Paper、Squid、MS OneNoteなどを試しましたが、どれもさほど変わりません。
開封レビューでも書いたように、mazec3も使えないことを考えると、このタブレットは事実上neboとプリインストールの「手書き」IME専用機と言って良いのではないかと思います。(お絵かき用アプリのプリインストールはなく、他のお絵かきアプリは試していません)
その代りneboと「手書き」入力を使う限りは素晴らしいですが。(ただし、neboも「手書き」もかなを漢字に変換してくれず、他の手書き入力を導入しても弾かれてしまう欠点あり)

それから、ちょっとショックだったのはプリインストールのnebo for HuaweiはWindows10のneboと同期がとれないようです。
自分はH103HAF用にneboを有料で購入しているのですが、nebo for Huaweiで作成した文書をH103HAFで開くことはできるのに、逆は不可です。
なぜか「neboのアップデートが必要です」と当該の文書に表示されて開けません。
つまり、おそらくはnebo for Huaweiで入力した文書はAndroidやiOS向けであっても有料のオリジナルであるMyScript neboと同期しての使用ができないということになりそうです。
一応サポートに本当にそうなのか確認中ですが、多分自分の予想は当たっているのではないでしょうか?
有料でオリジナルを改めて購入すればよいのでしょうけど、アクティブスタイラスに対応したAndroid端末をM5 liteしか持っていない上ではなんだか不経済。
Webで調べても特にこの件、情報が出てこないのですが、M5 Proのユーザーがなぜ気にしないのか不思議です。

そんな訳で自分の使い方としてはVivo Tab Note 8があまりにもフィットし過ぎて他の端末が霞んでしまうという結果になってしまいました。ただ、ここまで手書きメモにフォーカスして書いてきましたが、M5 liteはタブレットとしてはとても良いと思います。
画面は綺麗で(ちょっと彩度が強すぎな気はしますが)M5 Proに解像力で劣ることを感じさせませんし、動作もサクサク。
音もなかなかクリアで良い感じ。
10インチなのでKindleでプログラミング教本なども見やすいし、動画もあまり見てませんが、カクつくことはなさそうです。
これも厳密に調べていませんが、感覚的にはバッテリーの持ちも十分です。
お値段的にペン対応でこの品質であればお買い得なのは間違いありません。

と、最後は結構雑にまとめてしまいましたけど(笑)、もしこれ一台でなんでもこなせと言われたら、処理速度や画面サイズなどトータルでM5 liteを選ぶ可能性は高いですね。
ただ、自分としてはemacsでないと文章が打てないレベルに病んでいるのでH103HAFを選ぶかも知れませんが。(苦笑)
そして、Vivo Tab Note 8は何故このように素晴らしい端末をスルーしてきたのかと自分を責めたくなるような神端末です。

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