日次アーカイブ: 2018年7月6日

前回設定がずさんで期待はずれのパオロ・バチガルピ「ねじまき少女」なんか読んでしまったために、口直しをする小説を探していました。
そこで、去年から今年にかけてクリスティ作品のいくつかが映像化された(「そして誰もいなくなった」(「アクロイド殺し」こと)「黒井戸殺し」やマープル役が出ないマープルもの)ことに刺激されてもいたので、久しぶりにクリスティを読んでみようかなと思いました。
「オリエント急行殺人事件」で意表を突かれ、「そして誰もいなくなった」で唖然とし、「アクロイド殺し」や「ABC殺人事件」でひっくり返った経験から、クリスティの作家としての技量は素晴らしい!本当に小説の醍醐味を感じさせてくれる作家だと常々思ってはいましたが、実は主要作品以外それほどたくさん読んでませんでした。
そこでこれまであまりマープルものは読んでいなかったので、既読の作品は飛ばして、できれば発表年代順に全部読んでみようかなと思いました。
ミス・マープルものの長編は「牧師館の殺人」から始まり、「スリーピング・マーダー」(実際は最後に書かれたミス・マープルものではないそうですが)で終わる全部で12冊。うち既読は「牧師館の殺人」「予告殺人」「スリーピング・マーダー」の三冊。残り9冊読むのはなかなか辛かったですが、元々クリスティの作品はサクサク読めるので、読むのが遅い自分としては割と早く読み終えたと思います。

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