不眠と活動量計

自分で使う訳ではないですが、Fitbit Alta HRを購入したので、以前使用していたソニーのSmartBandとの比較も含めてレビューしたいと思います。

あくまで使用者は自分ではなくて家族なのですが、長年の不眠に悩んでいるので、睡眠を計測できる活動量計をプレゼントしたところから始まり、今回のAlta HRで4機種5代目となります。
初代はSony SmartBand SWR10。

しかし、これはバンドが外れやすく半年ほどでどこかに落としたまま戻って来ませんでした。
元々なぜこのような構造にするのか理解に苦しむ金具一ヶ所留めで外れやすかったのですが、その時は他に良い代替製品もなく、アプリのLifelogのデータもそのまま活かしたかったので、再度同じ製品を購入しました。
しかし、その2台目のSWR10も半年経たずにバッテリーがもちが悪くなってきた頃にちょうど新型のSWR12が発売されたので乗り換えました。

心拍計付きということでかなり期待したのですが、これも1年ほどでバッテリーが1日もたないくらいになってしまったので(元々心拍計をONにすると2日ですが)使用を中止しました。ソニー製品は皆バッテリーに問題があるのではないかと思います。サポートからはリセットしろと言われましたが、変わりませんでしたし。
その後腕につけるのは煩わしいという使用者の希望でJawbone Up moveへ。

UP Moveはお安い製品のせいか半年経たずにスマホと同期しなくなり、リセットで一度回復するも、再び同期しなくなったので見限りました。
それ以降しばらく活動量計は使っていなかったのですが、今回Alta HR購入で復活した次第です。

さて、ここからレビューですが、原則として使用者は睡眠計としての使用が主目的なので、歩数は測れたら良い程度であることを念頭に置いてください。

最初にお約束の開封の儀。

箱には本体とともに充電用ケーブル、保証書、取り扱いの注意と保証規定の冊子が入っていました。

充電ケーブルは専用のコネクタなのが残念です。
接続もちょっとやりづらく、しっかり接続されているかが分かりづらいと思いました。
バッテリーは少なくとも最初の一週間はしっかり充電せずに使うことができました。
バッテリーが少なくなるとメールで通知されるところが親切かも。

本体は少し分厚く感じます。使用者も厚い故の存在感が少々煩わしいとのこと。
背面には緑色のLEDがあり、心拍を計測できます。バンドの留め具は腕時計と同じタイプのもので、これなら滅多なことで落としてなくすことはありませんね。


手首をひねるとディスプレイが点灯するので時計代わりになります。
表示方法は縦と横のデザインから数種類選択できますが、縦位置でAM/PM表記ができるものがないのが残念。
タップすると表示内容が切り替わり、歩数やカロリー、活動的な時間?を確認することができます。
日中屋外の視認性は非常に明るいと表示が見えないそうですが、一応時計代わりとして使えているようです。
なお、睡眠は自分で切り替えをせずとも自動で睡眠状態を検出して記録してくれます。

ハード面で一番残念だったのは防滴止まりで完全防水でないことですね。一般的な使用には問題ないかも知れませんが、やはり不安になります。

アプリはGoogle PLAYストアからFitbitアプリをダウンロードして使います。
セットアップは画面の指示に従うだけで非常に簡単だと感じました。途中にFitbitのアカウントを作るためにメールアドレスが必要になります。
なお、設定後にトラッカーが記録したデータをFitbitのWebサイトにログインすることでスマホが手元にない場合でも確認することができます。
これはソニーでもできたのですが、UP Moveではできなかったのでありがたい機能ですね。

アプリを開くと歩数や距離、カロリー、活動的な時間などが表示されます。各項目をタップすると詳細の表示に。
本体との同期は結構遅く感じます。
アプリ上部に細いバーが伸びていき、右端までくれば完了ですが、しばらく他のことをやっていたくなるくらいの時間がかかります。

今回の主題である睡眠の計測に関しては睡眠ボタンを押して初めて表示されますが、詳細なグラフに行きつくのに何度もスクロールやタップをしなければならず、少々面倒です。
この点ソニーのLifelogは簡単に表示できたのですが。

グラフには目覚めた状態、レム睡眠、浅い睡眠、深い睡眠が色分けされて表示されます。
スワイプ操作によって各項目個別の表示も可能です。

さて、ここで重要なのは何よりも睡眠計測の精度ですが、かなり戸惑うものとなりました。
UP MoveはともかくソニーのSmartBandも目覚めている時間については比較的精度が低い印象で、はっきり起き上がっても1~2分程度なら覚醒として表示されないこともしばしばありました。しかし、Alta HRに関しては逆に覚醒時間があまりにも多すぎます。
本人が起きた記憶がない時間にも覚醒したことになっています。
Fitbitのアプリには同性同世代の平均値と自分のデータを重ね合わせる機能があるのですが、それを見るとその平均値自体の覚醒時間がかなり長い。眠りは年齢とともに悪くなるとはいえ、普通一時間弱も起きている人がたくさんいるのかなあ?と思いました。


ネットでAlta HRの他の方のレビューを参考にしようと思い、価格.comマガジンのレビューを拝見すると、記事を書いている方が年齢不詳ながら仕事としてレビューしているくらいなのでさほど高齢な人ではないと思いますが、やはりおおよそ一時間前後の平均値が表示されていると見受けられます。

「Fitbit Alta HR」最速レビュー! 眠りの質や心拍数が測れるようになった人気活動量計の最新版

僕自身は花粉の季節か精神的に何かあった時以外は一度寝たら一度も起きません。使用者は長い間の不眠症なので睡眠薬を使っていても一晩に一度以上目が覚めるそうですが、それでもトータル1時間を超えることは時々しかありません。
疑問に感じたので、Fitbitのヘルプで確認してみました。

なぜ覚醒状態の分数が表示されるのですか?

なるほど、普通の人も起きたつもりはなくても覚醒しているんですね。とても意外でした。
ソニーSmartBandなどのデータとAlta HRのデータのどちらが正しいのか本当のところは分からないとも言えなくはないですが、上記Fitbitの記載を読むとAlta HRのデータはこれまでになく正確なデータを取得できることになりますね。
ただ、本人が起きたと記憶している時間と一致しないのは気分的にスッキリしませんが。

結論としまして、Alta HRは睡眠計としても最先端のものとなるようなので、心拍計も含めた豊富な機能がかなりコンパクトになったと言うことで、かなりお薦めできると思います。
ソニーは押し並べてバッテリーが思っていたよりかなり早くダメになりましたし、バンドが外れやすいか(SWR10)留めにくい(SWR12)ので、僕としてはお薦めできません。
Alta HRもバッテリーが早くダメにならないことを祈ります。
コンパクトさは今後さらに追求して欲しいと思いますが、オシャレなバンドにも交換可能ですし、特に女性にお薦めできるのではないでしょうか?

睡眠計があったとしても眠れる訳ではありませんが、使用者が言うには自分が本当に眠れていないことを周りの人に分かってもらえたことで気持ちが落ち着いたそうです。
健康な人は不眠症の人に対して「そうは言っても結構眠れているんじゃないの?」と思いがちですが、自分で睡眠状況を把握するだけでなく、周りの人の理解も得ることができると言うのが睡眠計測機能付きの活動量計(アクティビティトラッカー)のメリットと言えそうですね。

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