高級コンデジとスマホカメラ

yugure20161008

RX100を購入してからほとんど天候が悪いまま、画質を主とした評価がなかなかできませんが、この連休で曇り空とはいえ、ちょっとだけ撮影した印象から一つの結論に達しようとしています。

「やっぱり(記念撮影用に)コンデジいらないじゃん」
そう。普及価格帯のコンデジはスマホによって駆逐され、絶滅寸前なのですが、高級コンデジももはや記念撮影用としてはいらないのではないかと思えてきました。
以前エントリークラスのデジカメとiPhoneで撮り比べをした結果、iPhone圧勝という結論に達しましたが、高級コンデジでも同じ結果になりつつあるなと思います。
僕は以前1/1.6インチセンサーのコンデジを記念撮影用に使っていましたが、そこから1/2.3インチに買い換えてプリントを見てその落差に衝撃を受け、すぐに1/1.7インチのS95に買い換えてしまいました。プリントレベルで明確に差がつくと感じたセンサーサイズがもたらすその結果は、現在の高級コンデジとスマホの比較においてもまだ有効だとは思います。しかし、主にスマホやタブレット、PCのスクリーンで鑑賞するのが主流になった現在、共有やバックアップの手軽さを考えるとプリント画質に優れる高級コンデジの価値をスマホが逆転すると言っても良いと思います。

しかも画質についても、解像感を抜きにすると、必ずしもスマホが高級コンデジに劣るとも言えなくなって来ているのではないでしょうか?
スマホカメラ最高峰レベルのiPhoneとの比較にはなってしまいますが、高級コンデジで撮影した写真がどんなシーンでも100パーセント優れているとも言えません。例えば料理の写真。パッと見綺麗な写真が撮れるのはiPhoneの方で(HDR使用)、RX100だと少し暗く写ってしまいました(プレミアムおまかせオート)。

iPhone6s

sashimi_i

RX100

sashimi_rx100
自分で調整して再度撮り直せばより綺麗になるかも知れませんが(あるいはRX100に慣れれば?)、こういう写真ってなんども撮り直していたりすると恥ずかしいですよね。
一発で決めるにはスマホの方が良いかな、と思います。
条件が悪いところではやはり差はつくと思いますが(例えばライトアップされた夜のポートレートとか)、多くのシーンでパッと見で綺麗な写真が撮れてSNS共有が簡単なスマホカメラと最終的には高画質だけどうまく撮るにはコツが必要な高級コンデジ、やはり一般向けには勝負が見えているかな?

となると、高級コンパクトデジタルカメラというジャンルが生き残るには、記念写真ではなく趣味的な撮影ができるより玄人向けに特化した機能とさらなる高画質化が必要なのではないでしょうか?記念写真用としか思えないディスプレイの反転機能など必要ないと思います。全自動モードもいらない。
あれ?そうするとリコーのGR2とか富士フィルムのX100Tになってしまうかな?
うーん、望遠好きの自分としては少々残念ですけど、1インチセンサーのG7 XやRX100でも趣味的写真を撮るとしたら画質は少々中途半端な感じがしなくもないです。
1/1.7インチセンサーの時は割り切って使えましたけど、G7 Xの後ピン問題やRX100の写真を見ると、やはり色々無理しているのかなという印象があります。
APS-Cなら画質として十分でしょうけど少々大柄になり、持ち歩くのには不便なので、一度単焦点(希望としては換算35mm)の1インチセンサー高級コンデジとか出たら面白いだろうな、と思います。

ということで、現在のRX100への感想も含めた心境でした。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です